強化クランクハブ for S55エンジン

S55エンジンのウィークポイント
イラスト画像のスプロケットはチェーンを介してカムシャフトを駆動します。このスプロケットの固定方法はクランクハブとクランクシャフトで挟み込んでクランクボルトで締めつけているだけです。理論上は締め付けトルクや当り面の面積から弛まない設計になっていますが、実際はスプロケットが滑って警告灯が点灯することが増えており、大きく滑ってしまうとカムシャフトとクランクシャフトの関係性が崩れてピストンにバルブが突いてエンジンを損傷するケースが発生しています。
エンジンパワーアップや急加速、急激にエンジン回転を上げる行為により発生しやすくなります。
エンジン損傷に至るとエンジン交換となり高額な出費は避けられません。

対象車種
BMW F80/82-M3/M4
BMW F87-M2C

 
 

それらを予防するために4タイプの強化アイテムから安全性によってラインナップしています。


VTT クランクボルトキャプチャー
クランクボルトが弛まないためのカバー。
クランクボルトに緩みが無くてもスプロケットが滑る可能性はあります。その場合には効果がありませんが、安価で軽作業なので直ぐにできる予防策です。

 
 


VARGAS クランクハブ スプラインロック
クランクハブと一体成型されたスプロケットのため滑ることがありません。
クランクシャフトとの接合は従来通り圧着しますがスプラインにより滑りにくくなっています。しかしながらスプライン付きでさえ滑る可能性があるため完璧とは言えないです。

 


RK クランクハブ ピンタイプ/噛み合い式2ピース
クランクハブと一体成型されたスプロケットのため滑ることがありません。
オイルポンプのスプロケットは噛み合い式で2ピースとなります。
クランクシャフトとの接合は4つのピンで挿し込むため滑ることは無いため万全の予防と言えます。
ピンを挿し込むためにクランクシャフトを加工作業するので、その分だけ追加費用が掛かります。
 
 


GINTANI クランクハブ/モノブロック
クランクハブと一体成型されたスプロケットのため滑ることがありません。
クランクシャフトとの接合は凸と凹が合わさるため滑ることは無いため万全の予防と言えます。
凹部をつくるためにクランクシャフトを加工作業するので、その分だけ追加費用が掛かります。
 
 


推奨メンテナンスです!
エンジンパワーがアップしたり快適になったりカッコ良くなったりするもので無いため消極的になりがちですが、日本では事例がまだまだ少数ではありますがアメリカでは多発しており、日本でも事例が増えてくると予測しています。
損傷すると超高額修理になるため予防しておくことを強く推奨します。
 

ご不明な点はお気軽にご相談ください。