DMEチューニング


F/G系モデル、A90/91スープラのDME
現代のDMEは、人の思考回路をデジタル化したような構造なっており、気象・エンジン・ドライビングなどの情報をリアルタイムに収集してリアルタイムに最適なエンジンパワーと燃費を発生しています。DMEがAIのように判断して制御しています。
ドライバーが踏み込むアクセルペダルは、DMEから見るとドライバーの意思確認するためのセンサーであり、エンジンをどのように動かすかはDMEが判断して操作しています。
エンジンの安全性は手厚く監視しており整合性に欠けたり限度値を超えると警告やパワーダウンによりエンジンを保護していますのでエンジンの安全性は向上しています。なので、真冬と真夏では約10%以上パワー差が出たりすることがあります。
パワーアップはエンジンの強度や能力に応じた範囲内で、目標値の引き上げと判断する大量のパラメータの変更によって行われています。


 
OTS MAPチューニング現車チューニング

 
OTS MAPチューニング
OTS MAPは、車両モデルごとに充分な時間を掛けて開発された既製のMAPをOTS MAPと言います。
DMEの特性から気象や交通状況による変動が著しいのでライトチューニングでストリート使用であればコストパフォーマンスからも考慮してOTS MAPがおススメです。
bootmod3(ブーモ3)
bootmod3は、DMEチューニングするためのツールになります。
付属されるOTS MAPが非常に良くできており世界で一番愛用されています。
bootmod3は次世代DMEチューニングとして、クラウドで収集した大量のデータからフラッシュする合理化されたシステムで、非常にコストパフォーマンスが高いアイテムです。

現車チューニング

車両ごとに1台ずつチューニングします。
1からMAPをつくると莫大な時間を要しますので、予め私どもで作成したMAPをベースに行います。
車両はシャシダイノ(DYNOJET)でログデータとエンジンパワーを計測して、それらのでデータからMAPの変更を繰り返して徐々に極限のパワーまで上げていきます。
吸排気のライトチューニングでストリート仕様であれば既成MAPがコストパフォーマンスに優れていますのでおススメです。
現車チューニングは、エンジンコンポーネント(ピストン/ロッド、カムシャフト、強化など)やターボ(アップグレード、大型化など)をチューニングされた時に有効です。
モータースポーツでドライビングフィールの変更や1馬力でもパワーアップしたい場合には有効ですが費用と時間は掛かります。

費用:お問い合わせください。


<<DMEのロック解除>>

対象とするエンジンのDMEは全てロックされていますので解除する必要があります。
ロック解除はDMEを読み書きできるようにロックされたファイルを解除する作業で、DMEチューニングとは別作業です。
現在、数パターンの解除方法があります。
 
OBDロック解除
bm3アプリでロック解除できますので追加費用は掛かりません。
2019年あたりまでの F系モデルが該当します。

ベンチロック解除/S55
DMEを外して、DMEのコネクターに直接接続してロック解除するためのファイルを書き込みます。
S55エンジンに限り、水冷インタークーラーを脱着する必要があります。
F80/82/83/87-M3/M4/M2C後期モデル
ベンチロック解除/S55-2
ベンチロック解除/S55の新種です。作業方法は同じですが別途ツールが必要になります。
F80/82/83/87-M3/M4/M2C後期モデルで最新アップデートしたDME。
ベンチロック解除/G
DMEを外して、DMEのコネクターに直接接続してロック解除するためのファイルを書き込みます。
DMEは脱着しやすいため作業が30分ほどです。
2019年以降の G系モデル全般、F系M5/M6/M8
2019年以降のA90 SUPRA

特殊ロック解除
現在のところ、ロック解除できるツールが全世界的に無いため日本でロック解除することができません。
ロック解除は、DME単体を海外の技術者へ発送し約2~3週間ぐらいで戻ってきます。
2020年6月生産あたり以降の G系モデル
G80/82-M3/M4
A91 SUPRA
 
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